地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、神栖の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

神栖の地域情報サイト「まいぷれ」

I LOVE 神栖! 事業者応援!

はぐくみのもり

「野菜本来のおいしさを知ってもらいたい!」と願う農家さんの野菜だけを集めました

太陽の恵みをいっぱい受けて育った、季節の旬のお野菜をお届けしています!

◇はぐくみのもりとは……◇

2016年の秋にオーナーである五十嵐愛さんが立ち上げ、「農家さんと消費者をつなぐ場」として運営しています。お届けする野菜は「茨城県鹿行地域」で育てたものだけ!というこだわり。実際に五十嵐さんが自分の足で農家さんのもとを訪れ、本当に良いと思った農家さんの野菜だけを選んでいます。

 

おいしい野菜は「元気な土から…」と、こだわって育てた季節ごとの旬の野菜をお届けします!

お子様やお年寄りにも嬉しい「体に優しく、本当においしい野菜」を、味わってみてください。くちいっぱいに広がる懐かしい思い出も味わえるかも…です。

味付けがいらないほど、野菜の旨味が濃厚なんです。

「植物や土が本来持っている栄養素で野菜を育てる」を全農家さんが実践しています。野菜を一口頬張れば、鼻に突き抜ける香りも口いっぱいに広がる旨味も、その違いは歴然。味付けがなくても、野菜からあふれ出す果汁だけでこんなにも旨味が感じられるのか、と感動すること間違いなしです。

 

食べるときは是非、食感から楽しんでください。例えばトマトなら、口からこぼれるほどジュルっと果汁が溢れます。キュウリなら、パキっと割った断面から、濃厚な旨味汁が口内にはじけ飛びます。

 

自然の恵みをいっぱい吸収した野菜たちは、グングンと成長し、日々グーッと栄養と旨味をため込んでいます。これらの野菜に味付けは必要ありません。まずは、ありのままの野菜たちを頬張り、野菜が持つ本来の香り、味(甘み・苦み・酸味など)を感じてみてください!

食べごたえ抜群のトマト。かじったとたんにブワっと果汁があふれ出すほど果肉がぎっしり詰まっています。

きゅうりを割るとフチにドロッとした濃度の濃い水分がはじけ飛びます。これこそがおいしい証拠!

農業は日々試行錯誤です~神栖市トマト農園 佐藤誠さん~

五十嵐さんが口コミで聞きつけ、そこからご縁ができたという、神栖市のトマト農園を営む佐藤誠さんのもとを訪ねました。

もともと農業家系でもなく、ご自身も東京でサラリーマンをしていたという佐藤さん。しかしながら、佐藤さんの農業への思いが芽生えたのはなんと小学生の時。「農業は大変だし、土まみれになるし、儲かるわけでもない。それでも、おいしい野菜を生み出す農業は、日本でずっと続けていかなければならない産業だ」という強い使命感のもと、幼い頃からの夢を今こうして形にしています。

 

-佐藤さんの農業への思いを教えてください。

 

野菜をおいしく作るためには、マニュアル通りの農法をやっていてはダメ。周囲の環境もその土地の状態も全く違うんだから、自分で試行錯誤してやっていくしかないんです。僕も本当にいろいろな野菜作りを試してきましたが、最初からうまくいくものばかりではありませんでした。

でも、失敗したときに「何が原因だったんだろう」って考えて、じゃあ来年はこうしてみよう!って試行錯誤するのが非常に面白いんです。

今ではトマトを中心に、50種類以上の野菜を自然栽培で作っています。自分の畑と相性が良い野菜を、日々研究しながら作っていますよ。

 

大学卒業後、一旦は農業と無縁の業界に就職したものの、有用微生物を利用して行うEM農法との出会いをきっかけに、脱サラし農業を始めようと決意した佐藤さん。安心・安全で、何よりも「野菜そのものがおいしい」と感じてもらえる農業に日々尽力しています。そんな佐藤さんの野菜を食べた人は、「こんなおいしい野菜食べたことない!」と揃って驚くそうです。野菜に対する長年の研究と熱い思いが、根強いファンを増やし続けています。

トマトハウスの中で、早朝から日暮れまで休まず手入れをする佐藤さん。

想像以上に体力勝負で根気のいるお仕事です。

スクスクと実が育つミニトマト。

ひとつのツルに10個以上の実をつけるほど、土に栄養が満点です。

時季にしか食べれない旬の野菜をもっと多くの人に広め、その違いに感動してもらいたい~はぐくみのもりオーナー 五十嵐愛さん~

 

2016年の秋に「はぐくみのもり」を立ち上げ、自らオーナーを務める五十嵐さん。

自分の思いの農家を探し出すのは、なかなか時間と労力がかかるそうです。それでも、野菜は「地元産」で「自然の栽培方法」であることにこだわり、日々様々なところから情報を仕入れるために動き回ります。

 

五十嵐さんが季節野菜の魅力をもっと多くの人に広めたいと思うきっかけになった、こんな不思議な体験を教えてくれました。

 

「実は、うちの子が軽いアトピーだったんですね。当時、子どものかゆみが止まらなくて困っていた時に、たまたま昔ながらの栽培でお米を作っているという友人からお米をもらったんです。試しに一年間そのお米を食べさせ続けたら、なんと治ったんですよ。まさかって信じられなくて、今度は他のお米を食べさせたんです。そしたら、また全身かゆみが止まらなくなっちゃって。本当に感動しました。食べ物ひとつでこんなに体に影響するなんて。だから、このすばらしさを、お子様連れのママたちにもっと伝えたいんです」

 

昔ながらの栽培で野菜を育てることは、化学肥料や農薬を使用した農業よりも、害虫の被害に遭いやすくなったり、除草が大変だったりと、生産者の手間や苦労が増えます。こうした人一倍の手間暇をかけて育った野菜は、全て農家さん自慢の仕上がりです。旨味の詰まった愛情たっぷりの野菜を食べれば、きっと体も喜びます。

 

 はぐくみのもりのこれからについて、五十嵐さんに仕事への思いを伺いました。

 

-はぐくみのもりオーナーとしての、お仕事のこだわりを教えてください。

 

野菜選びの際は、私が実際に足を運んで農家さんとお会いします。それで、見て食べて、自信をもって「これはおいしい!」と思える野菜しか選びません。買ってくれた方から、「他の野菜が食べられなくなるほどおいしかった」などの感動の声をいただくと、本当に嬉しいです。

あとは、野菜の入った段ボールを開けた時の感動を大事にしたいと思っているので、開封時に野菜の香りが逃げないことと、乾燥を防ぐことにはかなり気を遣っています。それだけではなくて、飾りとして稲穂を一本添えたり、ありがとうメッセージを同封したりもしています。自然の恵みをいっぱい受けて採れた野菜のおいしさや、野菜本来の香りをそのまま閉じ込めるための工夫は怠りません。

 

「もっと多くの人に、おいしい野菜を食べてもらいたい!」という熱い思いを持つ五十嵐さん。しかしながら、五十嵐さん一人では、その魅力を伝える範囲に限界があります。そこで出会ったのが「ふるさと納税」です。多くの農家さんの愛情が詰まった野菜を食べて、今まで感じたことのない美味しさに感動してください!

はぐくみのもりの代表を務める五十嵐さん。

自然の恵みをいっぱい受けた、おいしい野菜を県内外にお届けします。

五十嵐さんが太鼓判を押す野菜たち。

※写真はイメージです。