なめがたダイアリー
今日の献立は、行方産食材たっぷり!
行方市立玉造小学校3年生の給食の時間にちょっとお邪魔してきました(#^.^#)
給食当番さんが上手によそってくれているのは、行方産のお野菜たっぷりのけんちん汁!
でも、本日のメインメニューは「コイのあげ煮」です♪
「えっ?コイが給食で??」…と思われそうですが、行方市はコイの養殖も盛んな地域なので以前から学校給食に登場しているので、子どもたちは食べ慣れているそうです。
〈行方の日給食とは…?〉
行方市は、二つの湖に囲まれた農業・漁業・畜産業が盛んな地域です。
農産物はなんと!
年間60品目以上が生産されています。
行方市の生産物は主に首都圏へ向けて出荷されていますが、地元の新鮮な食材を食べて丈夫な身体を作り、地元の野菜を食べることによって生産者さんの喜びへとつながります。
行方市の学校給食では、「次世代を担う子どもたちの健康増進」を目的に、安全安心の重視と地産地消の観点から、地元産の食材を使用しています。
〈今日の献立〉
・牛乳
・ごはん
・行方の野菜のけんちん汁
・コイの揚げ煮
・水菜とレンコンのサラダ
サクッとした食感に甘から味は、子どもたちが大好きなおかずの一品です♪
茨城県では、新型コロナウイルスで影響を受けた水産物の生産者を支援する事業を、11月から開始しました。
霞ケ浦北浦は、日本一の生産を誇る養殖コイの産地で、新型コロナウイルス感染症拡大による外食・観光需要の低迷等により、在庫が滞留するなどの影響を受け生産者の経営に影響を及ぼしています。
茨城県では、国の補助事業を活用し、霞ケ浦北浦沿岸市町村教育委員会など学校給食関係者と連携し、養殖コイを学校給食に提供しています。
今回、提供を行う行方市はコイ養殖が盛んな地域で、以前から給食にもコイを提供しており、子どもたちにも人気があります。本年度は12月18日~3月までに4回提供予定だそうです。(県農林水産部霞ケ浦北浦水産事務所資料より)
コイ提供:霞ケ浦北浦小割式養殖漁業協同組合
お代わりする子は手を挙げて
「お代わりする人は手を挙げてね」先生が人数分切り分けてくれます。
「やったぁー!」
生産者の皆さんと給食を作ってくれた皆さんに感謝して「ごちそうさまでした!」
美味しい給食をありがとうございましたの気持ちを込めて、お当番さんから「ごちそうさまでした」
クラスのみんなも「ごちそうさまでした!」
校長先生が食べ終わったお友達に「美味しかったかな?」の質問に元気よく「美味しかったーー!」と答えてくれて、周りの取材人たちも思わずにっこりしてしまいました。
取材を終えて…
今までの給食のスタイルと言えば班ごとに机を並べ、ワイワイおしゃべりをしながら食べる楽しい給食の時間・・というイメージを持っていました。楽しい時間も奪われるコロナ禍の時代…そんな中でも新しい生活様式を取り入れて小学3年生が頑張っている姿を見て切ないやら「頑張れ!」と応援したくなるやら、複雑な気持ちでした。給食を美味しそうに食べる姿や時折にっこり笑いかけてくれる姿に、以前のようなにぎやかな時間が早く戻ってきますように…と祈らずにはいられませんでした。
校長先生をはじめ学校関係者の皆様、県農林水産部霞ケ浦北浦水産事務所様、取材のご協力に感謝申し上げます。
皆さまが健やかに過ごせることをお祈りいたします。 ありがとうございました。
ー記者よりー
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