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高木商店

旬の青魚を使った漁師町ならではの逸品をご賞味あれ!

ちょっと盛りつけにこだわれば缶詰とは思えないお洒落なメニューに!

 

魚の一番おいしい時期を見極めて旬の味わいをまるごとお届け

 

免疫力アップや脳細胞の活性化など、さまざまな健康効果で注目を集める「青魚」をご家庭で手軽に味わえる、バラエティに富んだ缶詰セットを紹介します。

地元・銚子港で水揚げされた青魚、サバ、イワシ、サンマは、それぞれの一番おいしい時期を見極めた良質なものだけを厳選。自慢の自社開発商品「ねぎ鯖」(醤油だれ・味噌だれ)では、通常の鯖缶に使用する300gをはるかに超える500gものビッグな真鯖を使用。秋から冬に脂がのる鯖ですが、その中でも一番脂がのってくる「寒の時期」に揚がった鯖を選び、さらにその中でも大きく、特に脂がのった鯖を選ぶこだわりよう。食べたときの満足度が違います!

定番の「さば水煮」と「さば味噌煮」は、脂ののった大ぶりの真鯖を、生のままフレッシュな状態で「生詰め」して加熱殺菌を加えたたぜいたく品。通常は冷凍した鯖で作られることが多い鯖缶ですが、冷凍することなく生ならではの柔らかな食感と素材の風味を最大限に生かした本品は、年に何度も作れない逸品中の逸品です。

1缶に約3匹分がみっちり詰まった「さんま水煮」、県の水産製品品評会で『農林水産大臣賞』に輝いた「いわピーシリーズ」は、じっくり煮込まれ骨までやわらか。骨を気にせず、小さなお子様からおじいちゃん、おばあちゃんまでご家族そろって魚の栄養をまるごといただけちゃいます!

「ねぎ鯖 醤油だれ」。鯖はゴロンとビッグサイズ、ネギの風味もたまらない!

 

 

生詰めがウリの「さば味噌煮」。米麹入りの味噌で漁師町ならではの味に仕上げました

骨までやわらかな水煮で、さんまのカルシウムを丸ごとペロリ!

 

地元企業としての誇りがあるからこそ地元の食材にこだわる

 

魚はもちろん、缶詰に合わせる野菜もしっかり茨城県産にこだわる高木商店。「ねぎ鯖」に使われている長ネギは、農薬の使用を減らした環境にやさしい野菜作りに取り組む、つくばの契約農家が育てたもの。「ネギは香りが命」と、収穫して泥を落としただけの鮮度抜群のネギを直送して仕込みます。ショウガや香料などで香り付けをしていないのは、真にいい素材が使われている証です。

コンソメ味とグリーンカレー味が楽しめる「いわピーシリーズ」は、県の魚イワシに生産量日本一を誇る地元・神栖市のピーマンを組み合わせた渾身の一品!ピーマンは苦みが強く缶詰にするには難しい食材ですが、「地場の特産品を使ってなんとか商品化につなげたい」との熱い思いで試行錯誤。その結果、種を取り除いたピーマンを遠心分離機にかけて果肉とエキスに分け、エキスをオリジナルの調味液と合わせて隠し味として使う方法にたどり着きました。いまいち地味?なイワシとちょっぴり嫌われがちなピーマンが、タッグを組んで、おいしくておしゃれな缶詰に変身!手間暇かけて仕込んだ、作り手の思いが伝わるまさに渾身の1缶、とりあえず食べてみっぺよ!

採れたて新鮮だからネギの香りと甘みが違います

 

 

ピーマンの旨味を隠し味に生かした絶品イワシを召し上がれ!

 

「ねぎ鯖」は一缶一缶ていねいに手詰めでお届け

 

漁港が近く新鮮な魚が手に入る銚子港近辺には、かつては12社の缶詰工場があったそうですが、今残っているのは4社のみ。そのうちの1社である高木商店では、缶詰工場だけでなく、1万2千トンもの水産物を保管できる巨大な冷凍設備を所有しています。年間を通して良質な魚の確保が可能となり、これこそが高木商店最大の強み!鮮度抜群の素材を材料にしているから生臭くないのも大きな特色。日ごろ魚の缶詰を敬遠しがちな女性や、魚嫌いのお子様にもいけるかも!

真にいい素材を使うからこそ、生産過程にもとことんこだわっています。例えば「ねぎ鯖」は、缶を開けたときの見栄えが大切と、鯖の美しい皮目が見えるよう、なんと一缶一缶ていねいに手詰めで作業しているのです!そこにあるのは、「食べる人の笑顔」を思えばこその手間を惜しまない心遣い。時代は進んでも機械には任せられない、人の手でしかできないことがここにありました。

 

鯖の皮目が上にくるよう手作業で素早くていねいに

 

多くの人の手がかけられ製品が完成していく

 自社初となるブランド商品「ねぎ鯖」誕生秘話

 

昭和32年の創業から60年の佳節を迎える高木商店。大手水産会社との取引により昭和36年に缶詰製造を開始してから、半世紀以上を数えます。毎日市場でさまざまな用途の魚を買い付ける中で、脂のりが十分でいいものでも、缶詰に使用するにはサイズが大きいなどの理由で他に回されてしまう魚がありました。

「こんなにいい魚を使って缶詰を作ったら、どれだけおいしいものができるだろう」。そんな思いと長年培ってきた技術が実を結び、今から10年前、平成19年に誕生したのが高木商店初の自社ブランド商品「ねぎ鯖」なのです。原材料でもう一工夫できないかと、ゴボウやレンコンなど地元産のさまざまな野菜を組み合わせて試作に試作を重ね、ようやくたどりついたのがつくばのネギでした。素材選びに妥協なく、魚選びとその扱いに長けた高木商店ならではの技術から生まれた「ねぎ鯖」は、「とても缶詰とは思えない!」と絶賛する納得の味わいです。

地元企業の誇りを胸に、「作るからには本当においしいものを」という心が生んだ缶詰の数々、ぜひその目と舌でじっくりご堪能あれ!

「ねぎ鯖」の開発に携わった豊島光伸さん(左)と高木俊和さん(右)

※写真はイメージです。