新年に行くならココ! 東国三社巡りとその周辺の初詣スポット
茨城県神栖市 息栖神社(いきすじんじゃ)
こんもりとした木立の中に静かな佇まいの息栖神社。鹿島、香取の御祭神を道案内した神様で、新たな年にご縁がありますようにと願うなら、ぜったいに外せません!
鹿島神宮の御祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)、香取神宮の御祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)と武神として知られていますが、息栖神社は武神の乗り物であった「天鳥舟神(あめのとりふねのかみ)」が祀られています。
息栖神社には、隠れたパワースポットがあるのをご存知でしょうか?
二の鳥居から利根川を見ると大きな大鳥居一の鳥居が見えます。その隣に、やや小さめの鳥居が左右に建てられています。中を覗くと四角い井戸があり、これを「忍潮井(おしおい)」といいます。井戸の水底には瓶(かめ)がありこのふたつの瓶は「男瓶(おがめ)」と「女瓶(めがめ)」と呼ばれ清水を湧き出し続けたとされ日本霊水の一つに数えられているそうです。男瓶の水を女性が飲み、女瓶の水を男性が飲むと結ばれるという言い伝えがあったそうです。今は直接忍潮井から飲むことはできませんが、境内の手水舎の奥にある湧き水が忍潮井と同じ清水だそうですよ。
◇ご縁のあるようお願いしたい方はお詣りされるとよいことがあるかも…ですね!
■新型コロナウイルス拡大防止対策のため、人との距離を保ち、マスクを着用するなどのご協力をお願いいたします。
※甘酒・豚汁の振る舞いは行いません。
※鹿島灘太鼓による初打ち奉納が、元日午前に行われる予定です。
■状況は変わることがあります。お出かけの際は息栖神社公式HPをご確認ください。
写真提供:神栖市観光協会 息栖神社二の鳥居
12年に一度の午年に行われる御船祭!
◇12年に一度の晴れ舞台
東国三社と呼ばれる理由は神話の「国譲り」
息栖神社の神が鹿島、香取の神様の道案内をし出雲の神から国を譲り受ける交渉に成功したとされています。この神話にもとづいて12年に一度の午年には「御船祭(みふねまつり)」が開催され、息栖神社の神が船の化身となり鹿島の神と香取の神を先導する御祭は盛大裡に執り行われます。
船の船首には龍が…そうです!息栖神社へ行かれた方はもうお分かりですね…息栖神社の御手舎へ行けば謎が解けますよ!
名称 | 息栖神社(いきすじんじゃ) |
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住所 | 茨城県神栖市息栖2882 |
アクセス | (東京方面より高速バス利用の場合) ※最短10分間隔で運行、東京からのアクセスに大変便利です。 JR東京駅八重洲南口より高速バスかしま号(鹿島神宮駅行き)で1時間30分、「鹿島セントラルホテル」停留所下車~タクシーで5分、または徒歩30分 (電車) JR総武線(成田廻り) 小見川駅下車、タクシーで10分 JR鹿島線 鹿島神宮駅または潮来駅下車、タクシーで20分 (車:高速道) 【東関東自動車道】潮来ICより15分、佐原・香取ICより20分 (車:一般道) 水戸方面より国道51号~124号・県道44号、1時間30分 銚子方面より国道124号・県道44号、35分
※鹿島・香取神宮へは車でそれぞれ20分です。 |
駐車場 | 有り 神社脇「息栖の森駐車場」:普通車50台、大型バス4台 |
参拝時間 | 年中無休 24時間参拝可 |
電話番号 | 0299-92-2300 |
公式HP | 息栖神社公式HP |
ご利益 | 厄除け、招福、縁結び、交通安全、海上守護 |
見どころ | 息栖神社は、鹿島神宮(鹿嶋市)、香取神宮(千葉県香取市)とともに「東国三社」と呼ばれ古くから信仰を集めてきた神社です。日本三霊泉の一つに数えられる「忍潮井(おしおい)」は、【縁結び】のご利益があるとされています。「御神木」の夫婦杉、お祭りの際に若者たちが力比べをしたとされる「力石」 |
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授与所受付時間/納め料 | 8:30~16:00まで 納め料 800円~1,500円 ※お守り 500円~1,000円 |
御朱印受付時間/納め料 | 大晦日 午前9時~午後4時、一旦閉設後、午後11時から開設 元日 午前0時~午後6時、2・3日:午前9時~午後5時 朱印初穂料 500円 ※大晦日・元日以外は通常通り8:30~16:00まで |
祈願・厄払いの時間/初穂料 | 元日のみ 0:00~17:30 |
元日:歳旦祭の内容(初詣のふるまい、時間など) | 鹿島灘太鼓による初打ち奉納 元日午前 |
注意事項 | ※日時によっては不在のこともありますのでご祈祷、御朱印の集印、お守りのご購入等をされる際には、事前に息栖神社社務所までお問い合わせの上、参詣ご予定日時に社務所が開いていることをご確認ください。 |
その他 | 【御朱印】には昭和天皇の弟の「三笠宮崇仁親王」からいただいたという「水晶」の印が押されています。
(新作) |